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海外製より良品?日本製カラコンの安全性と選ぶ際の基準

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カラコンを購入する際、化粧品や食料品などを選ぶように、安全性を重視して日本製のものを優先したいと考えているかたが少なくありません。

ただ、昨今日本国内の市場で出回っているカラコンのほとんどが、台湾や韓国といった海外製のものとなります。

海外で作られているものは質が悪い、こうしたイメージも少なからず影響しているでしょうが、目に負担のかからない安全なカラコンを利用するためには、製造されている国にこだわりすぎずに製品そのもののクオリティを考慮して選ぶことが大切です。

単純に、海外製だからといって必ずしも危険なわけでも、日本製のものが全て安全だというわけでもありません。

以前、カラコンが流行した当初は雑貨として扱われてたことがあり、実際に粗悪なものが流通して目のトラブルが相次いでいました。

このため、日本では平成21年にカラコンを薬事法の規制対象とし、クリアレンズと同様に「高度管理医療機器」として分類することになったという経緯があります。

現在では、国が設けた基準をクリアして承認されているカラコンにのみ、その承認の証としてパッケージに「高度管理医療機器承認番号」が記載されていますから、日本製はもちろん、海外製の商品でもこの番号があるものを購入することが商品を選ぶ1つのポイントです。

少なくとも、高度管理医療機器承認番号のある一定以上の品質のカラコンを使うことで、目のトラブルが起こるリスクを下げることができます。

台湾や韓国製のものが主流となっているカラコンは、製造コストの低さから低価格で流通しているというのが魅力で、このため日本でも10代、20代のかたが気軽に手に取れるようになりました。

一方、日本のメーカーが提供しているカラコンもありますが、海外製のものがシェアを占めていることもあり、種類が少なく価格設定も高くなります。

あくまでも日本製にこだわりたいという場合には選択肢は多くありませんが、安全性を重視したい場合にはこの「高度管理医療機器承認番号」に注目をしながら検討をするのがおすすめです。

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